スパイ容疑のFBI捜査官逮捕(実話)を描いたスリラー映画
(2007年2月26日)
2001年にベテランFBI捜査官がロシアへ機密文書を流した容疑で逮捕される事件があり、かなり大きなニュースとなりました。この事件をテーマにした映画「Bleach」が公開されていますね。FBIの対敵情報活動(counterintelligence)部門にいたRobert Hanssenが、1985年からの機密漏えいの見返りに得たのは140万ドル(ダイヤモンドを含む)。しかし、FBIの注意を引くことを恐れて使えなかったと言います。
ちなみにHanssenは政府が死刑求刑を放棄するのと引き換えに有罪を認めて(plead guilty)、仮釈放無しの終身刑(life in prison without parole)となりましたが、この辺は量刑を低くする代わりに容疑を認めさせたり、再発(recurrence)を防ぐための情報を得るといったアメリカ流の合理的な判断もあったのでしょう。

Robert Hanssen 役の Chris Cooper とHanssenを監視する任務に抜擢されたEric O'Neill 役の Ryan Phillippe
ソース Bleach offical website(予告編があります)
CNN.com (Hassen が判決を受けた時の記事)
スパイ容疑のFBI捜査官逮捕(実話)を描いたスリラー
パトリシア・コーンウェル「検屍官」シリーズ
パトリシア・コーンウェル「検屍官」シリーズ(2007年1月8日)
長年積読(つんどく)になっていた、パトリシア・コーンウェルの「検屍官」シリーズに手を出してみました。1990年代の少し古いミステリですが、数々の賞を獲り、日本でも人気のあるシリーズです。話の運び方という点では、昔読んだアシモフの「鋼鉄都市(注:SFミステリというジャンルを切り開いた古典的名作)」の方が引き込まれましたが、この検屍官シリーズは登場人物の描写になかなか味がありますね。
主要登場人物の中に、男をとっかえひっかえしている主人公の妹がいるのですが、例えば、この妹が作中どう描かれているか少し引用しますと
"Dorothy wrote excellent children's books and had won several prestigious awards. She was simply a failure as a human being."
とか、
母親が愚痴る際出したFredという男の名前について
"Dorothy had gotten divorced again last summer. I did not ask who Fred was."
などと、ある意味諦観の境地に達している(笑)主人公の心情をスパッと切り取ってみせています。
ところで、主人公、Dr.Kay Scarpettaの仕事内容は日本語版で「検屍官」シリーズと銘打たれているところからも分かるモノなのですが、作中主人公が自分はcoronor(検死官)ではなく、medical examiner(監察医)であると誤解(というか一般市民にしてみればどっちでもいいような細かい点)について説明するくだりもあります。それによるとcoronorは官吏で必ずしも医者の免許は必要ないが、medical examinerは医師になるための専門教育を受けた上で医師免許を保持している必要があるとのこと。このあたりは作者パトリシア・コーンウェルが主人公と同じような職場で働いていた経歴を生かして丁寧に書き込んでいる部分でしょう。X-Fileのスカリーもほとんど同じ仕事をしていますがあちらはFBIの捜査官(Dr.Kayは警察には所属していない。ただし第四巻「Cruel and Unusual」時点)と、少しポジション的に違いがあるようです。
パトリシア・コーンウェル「検屍官」シリーズ
めぞん一刻、リメーク(remake)ですか?
92.めぞん一刻、リメーク(remake)ですか?
「めぞん一刻(英語版めぞん一刻はこちら)」がテレビドラマでリメークされるそうで…。先日五代裕作君役の俳優がオーディション(audition)で決定したとかしなかったとか、という記事が出ていましたが、ヒロインの音無響子さんが伊東美咲さんですか。時代設定(period setting)とかどうなるんでしょうね。原作連載時(when the original story was running)でも相当なボロアパートという扱いで、電話は呼び出し。携帯がこれだけ普及した現在にどう合わせていくのか、というのが気になるところです。
当時ワンルームマンション、あったかなぁ? 少なくともそんなに普及はしていなかった(not prevailed)と思いますが、今現在を舞台にするなら、そのあたりも違ってきますよね。
漫画原作の実写ドラマ化というのは難しいようで、無かったこと(笑)になっている作品も多く見受けられますが、伊東美咲さんの雰囲気(atmosphere)はなんとなく音無響子さんに合いそうな感じがしそうな気がします。ただ、
セクシーシーン(sexy scene)は無くてもいいから、胸パット(breast pad)入れてください。(←むっちゃ失礼)
いや、音無響子さん、といえば、あの「ひよこエプロン」は外せないでしょ? で、ほうきを持って玄関先(around the entrance)掃除しているわけですよ。特に五代君が外出するときは。そのときやっぱり絵的に淋しいじゃないですか。ねえ?(←やっぱり失礼)
もちろんドラマがきちんと作られているっていうのは前提条件(prerequisite)ですし、伊東美咲さんが綺麗な、それも相当きれいな女優さんっていうのは存じておりますが(←一生懸命フォロー)、あの「めぞん一刻の音無響子さん」ということになると、細かいところまで雰囲気作りを大事にしてもらえたらいいな。と、往年の一原作ファンとして、そう思う次第であります。
めぞん一刻、リメーク(remake)ですか?

