3.バカの壁(barrier of idiot)
「バカの壁」は知っている人は知っている、新書(paperback)販売記録更新中(in the course of breaking sales records)(更新済み?)の養老 孟司先生の本のタイトルですね。今更ネタにするのは恥ずかしい(be ashamed to)ところもあるのですが、時事ネタ(material of current events)は必ず(inevitably)風化する(fade with time)んだし、将来(in the future)、読者に「そういや、そんなこともあったな。」と思い出して貰えればいいや、と開き直って(shift to a defiant attitude)続けます。
いきなり(all of a sudden)恐縮ですが(I am afraid that)、「barrier of idiot」 という直訳の表現(expression)は使われる文脈によって誤解される可能性(リスク)が大ですね(there is high risks to be misinterpreted by the context in which this expression is used)。
つまり作者(author)が定義している意味を厳密に(strictly)解釈したい人は別にして、比喩として気楽に使うような場合、「バカの壁」というのは単に自分自身の中にある理解力の限界(limit of comprehension)によるコミュニケーション(communication)の難しさ(difficulty)を指すのか、それとも、そういった構造(such structure)を生み出している考え方(way of thinking)のズレ(gap)を意味するのか、そこまで考えないのではないかと。第一、考えてしまうと比喩(metaphor)としての使い勝手(usability)が悪くなりますし。(え? そんなこと言うのはおまえだけ(It's only me)?)
要するに(To sum it up)「バカ」と「壁」がそれぞれ何を意味していて、その二つの言葉の関係(connection)がどうなのか、ということによって適切な(proper)訳語が変わっちゃうんですよね。だから、単に(merely)この本を紹介したい(want to introduce)のであればタイトルが「barrier of idiot」 である、と言った上で、御自身の思っていることを説明すれ(explain)ばいいと思います。(翻訳して英語版(English version)を出す場合にはそうは行かないでしょうが)
そういえば、この著者の旧作(former work)「唯脳論」も「brainism」と訳すのが一番妥当(relevant)なんでしょうけど、唯物論=materialism のようなピンとくる(ring a bell)反応(reaction)は期待できないでしょうね。一般の人々(ordinary people)に認知される(be acqknowledged)ほど売れれば話は変わってきますよ(it would be another story)、もちろん。陳腐ですが(it is banal though)、こういうのが言葉の壁(language barrier)ですね。お互いうまく乗り越えて(get over)いきましょう。

