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9.イメージと圧力の間で(between the image and the pressure)
先日(the other day)株式(stock)のインサイダー取引(insider trading)絡みでの有罪評決を受けた(be convicted)マーサ・スチュワート(Martha Stewart)氏 が自身の創業した会社(company founded by herself)の取締役を辞任した(step down from its board member)との報道がありました。
日本では「カリスマ主婦(charismatic housewife)」として知られている(be known as)彼女ですが、今回の報道では'homemaking queen(家政の女王)'との形容が使われています(expression is used figuratively)。他には’Domestic(家庭の) diva(歌姫)’とか。 日本での呼び名は、「カリスマcharisma」という言葉が流行った(catch on)時期と彼女が有名になった時期が重なった(coincide with)からでしょうか。
現経営陣(management team)は有罪判決を受けて以来(ever since)、彼女に取締役の地位(board seat)を諦めて(relinquish)幹部職でない職務(non-officer role)に就く(take on)よう期待して(expect to)いたと伝えられているそうですが(reportedly)、今後の(future)業績(business performance)や、世論、および裁判(trial)の行方を見定めて判断できる余地を残しておこう(to leave the space for judging in dependent on outcome of) との思惑(speculation)が見えます。
この状況を表現するのに、「彼女を(会社の)資産として見るか、障害として見るかという判断の間で現経営陣はタイトロープの上を歩いている。(they are walking a tight rope between her as an asset and her as a liability)」と言う人もあれば、「会社側が彼女に、創造的な役割に残ることを、気前の良いイチジクの葉(不都合を覆い隠す物)として与えた。(retaining Stewart in a creative role was a "generous fig leaf that the company gave her)」と述べている人もいるようですが、彼女の個性(personality)と力量(ability)に大きく依存していた(heavily depend on)会社の弱点(weak point)が露呈した(be exposed)形になっていますね(It seems that ~=~の様に見える)。
別に、有罪判決の尻馬に乗って(follow suit of)彼女を叩こう(try to criticize)というわけでありません(文頭の別にを含めて It's not that ~)。狂牛病騒動(mad cow scare)でアメリカから牛肉(beef)の輸入が禁止され(ban the imports of)、今まで(until now)牛丼一本に経営資源を集中してきた(invest managerial resources only in rice bowl topped with beef) 吉野家が、今のところ(for now)、同業他社(competitor= 競争相手)に対してハンディを負っている(be handicapped against)ケースのように、強み(strength)とリスクの関係を考えさせられるなあ、というお話です。

