21.成長の限界(the limit to growth )
私が子供の頃、「(このまま行けば多分)20世紀(century)中に石油(petroleum)は枯渇する(dry up)だろう」といった予想がかなり確実性の高い話(story that seem sure)として出回っ(get into circulation)ておりました。21世紀に入って4年になりますが差し迫った(imminent)危機(crisis)は当面(for some time to come)なさそうです。将来の予測(prediction)がいかに当てにな(reliable)らないか、という見本(sample)ですが、実際のところ(as a matter of fact)どうなってるんでしょうね。
省エネ(energy saving)の大切さ(importance)を否定するのがこの文章の目的(point)ではありません。二十世紀中には起こらなかったけれど、有限な(limited)んだからほっといたらいずれ(before too long)採れ(produce = 産出する)なくなる、もしくは採算が合わなくなる(make no business sense)のは確実で(certain)しょう。速いか遅いか(sooner or later)というだけの問題です。
私がおもしろい(intriguing = 興味をそそる)と感じるのはそういう予想が作り出され、社会に影響を与える(affect society)メカニズム(mechanism)です。内容(content)はノストラダムスのなんとかから深刻な物までピンキリですが、昔から(always)終末論(eschatology)、危機予想はほんとにいろんな形で(in various forms)出回っていますよね。馬車((horse-drawn)carriage)が主な交通手段(means of transportation)だった時代(era)のロンドンではいずれ市街(street)が馬糞(horse dung)で埋め尽くされる(be covered with)だろうと半ばまじめに語られていたとか。ところがそういった危機予想のほとんどがはずれ(miss)ている。もしくは回避さ(avert)れている。つい4年ほど前(as recently as 4 years ago)にもコンピューターが誤作動する可能性(possibility of computer miscalculations)があるといった2000年問題が結構な騒ぎ(dust)になった事は皆さんもよく覚えてらっしゃるでしょう。
騒動(turmoil)の過熱(overheat)ぶりに、過剰な(excessive)対策(measures)を強いられたとして一部のコンピュータ会社などはやりすぎだ(overkill)などと後日ぼやいて(grouch)いたようですが、騒いだ(make a fuss)から万全の対策をとっ(adopt thoroughgoing measures)たという面も無きにしもあらずといえます。
そういった話の事前(advance)告知(announcement)効果(effect)がどの程度で、害(ill effect)はどのくらいとか、そういった評価(assessment)を統計的に(statistically)判断するなんてことは出来ないんでしょうか? あるいは、社会全体での費用対効果(cost-effectiveness)評価をするとか、リスク評価の助けになるような研究って無いんでしょうかね。どなたか「こういう研究がある」っていうのを知っておられたら教えていただけませんか? 無いのならどうでしょう、どなたか研究テーマにしませんか?

