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23.アメリカの原罪

作家、評論家の(the late)司馬遼太郎氏が著書の中で、アメリカは自然に(naturally)出来た(come into existence)(nation)ではなく、人工的に(artificially)統合された(united)国家(states)であると書いています。氏はアメリカの、多民族国家(multiethnic states)を運営していく(run)ための知恵(wisdom)としての法治(rule of law)主義(principle)を現すシンボル(symbol)としてその題材(subject matter)を持ち出さ(bring up 話題などを)れましたが、祖父伝来の(ancestral)土地(land)ではないという一面、つまり、祖国(homeland)で迫害された(be persecuted)人々や一旗揚げるため(try to make it big)にやって来た人々の新世界(the New World)という面の裏側(backside)には、力で(by force)奪い取った(deprive ~ of - = ~から-を奪う)土地であるとの厳然たる(inexorable)事実が横たわっています。

私はアメリカが比較的成功した、かつ、ましな国であるということを否定するつもりはありません。民主国家を作る上で一つの模範(model)になりうると考えますし、戦後(幾ばくかの矛盾(contradiction)は抱えつつも)日本がアメリカナイズされたことは全体的にみて悪いことでは無かったと思っています。

ただ、国家としてのアメリカの精神構造(mental structure)を理解する上で、その成り立ち(history)は避けて通れ(get away from)ない要因(factor)です。たとえば、なぜアメリカがイスラエルに肩入れする(back up)か。アメリカ国内におけるユダヤ人ロビー(Jewish lobby)が(power)を持っていること、人種(racial = 人種の)、宗教的な(religious)問題もさることながら(in addition to = ~に加えて)、迫害されていた人々が見つけた約束の地(Promised Land)、それを維持拡大する(to keep up and to expand)ために戦っている、というストーリーに共感しうる(prone to empathize = 共感する傾向がある)精神構造(mentality)をアメリカが持っているのからではないか、そう推測してもあながち(necessarily)的はずれ(miss the point )ではないと考えます。

対イラク戦争でアメリカ軍(U.S. forces)に同行した(accompany)ある新聞記者(newspaper reporter)が、気さく(easy to get along with)で好感(likable)の持てる個人として(as individual)のアメリカ人と軍隊組織(military organization)の一員(member of)としてのアメリカ人のギャップに対する戸惑い(puzzle)ついて書いていました。個人的な感情としては共感しますが、もし、アメリカがそのような軍隊組織を持たずしてその国民性を成り立たせることが(make up)出来きていると、(購読者層(type of readership)に対するアピール(appeal)ではなく)本気で考えているのなら若干認識が甘い(awareness is not enough)、というより(rather)は無垢である(innocent)、と言わざるを得ないでしょう。

(例えそれがアメリカからのみの視点であったとしても)「正義(justice)」にこだわる(stick to)心理特性(psychological character)とそれを維持する(maintain)ための力への実用主義的な(pragmatic)欲求(desire)は-現在のところほぼ歴史上全般に渡ってて勝者の位置にいるため顕在化はしてませんが-、多分に(largely as a result of 後の「基づいている」とあわせて)アメリカの成功体験(successful experience)とそれに付随する(attached to)罪の意識(sense of guilt)に基づいている、その認識が日本に住んでいる我々には、というより私には生理的な(physiological)感覚(sense)として理解できていないのかも知れません。では、どう付き合えばいいのか、というのは現在の私の能力を超える(beyond my capability)問題ですのでもうしばらく考えたいと思います。





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