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27.ブッシュ大統領は前首相と同じか?(その2)
(その1からの続き)
ジョークのネタにしている内容の深刻さ(degree of seriousness)は違いますけれどもブッシュ大統領の場合、この手の失言を致命傷にさせない要素があると思うのですよ。彼自身の個性と、国民性の違い。私の意見は強いて言うなら(to stretch a point)この二点に集約されます(boil down to)。
当然批判はわき上がる(be stirred up)だろうし、すでに民主党候補ケリー氏は「笑い事では済まない」と大統領としての資質(qualification)を攻撃しています(get at)が、その点については世間は織り込み済み(discounting the news)なんじゃないでしょうかね。クリントン前大統領の不倫((extramarital)affair)スキャンダル(scandal)が結局のところ(eventually)致命傷にならなかったとの同じように。
だって、就任(inauguration)の時すでにイギリスの新聞が、「ブッシュ大統領、就任おめでとうございます。ちなみに、イギリスはここです」と地図にイギリスの位置を示して(locate)その知性をからかった大統領ですよ? その大統領を選んだ国民ですよ? 甘く見ては(think someone easy to deal with)いけませんて。
多くの国で、指導者はその知性をネタにしてからかわれてきました。旧共産圏(communist block)では指導者の事をバカ(idiot)だと言ったら国家秘密漏洩罪になる(constitute a crime of leaking state secrets)、といったジョークがよく流れて(circulate)いましたが、親愛なる(dear)ブッシュ氏の場合、そんなことをするとあまりにも核心を突き(strike at the heart of)すぎている(too much)のでシャレにならん(It's no joke)、と言われているとか、いないとか。
しかしながら、相当数のアメリカ人が彼を支持している事もまた事実な訳です。アメリカの伝統(tradition)の1つとしての反知性主義(anti-intellectualism)を、その理由に挙げる向きもあります。善悪はともかく(for better of worse)それがブッシュ大統領を支える一つの力となっている、と。むろん、かの国が世界最大の先進国(advanced country)であり、最先端の(cutting-edge)知性が全世界から集まっ(gather)ている事も説明の必要がありませんが、どこの国もそうであるように(as well as every country)、単純そうに見える、言葉が悪ければ(if it's inappropriate to say such way)、明快さを志向している(clear-cut-oriented)様に見えるアメリカもどうしてどうして奥が深(complicated =複雑な )そうです。

