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56.国交正常化(normalization of diplomatic relations)は必要か?(その1)
北朝鮮に拉致されていた方(abductee)々の家族が日本への帰国を実現しました。彼らの中には薄々感づいている(become vaguely aware)人も多いでしょうが、拉致被害者の皆さんが、拉致被害者である事を子供に知らせていなかったことなどもあって日本に馴染む(fit in)のは時間がかかるかも知れませんね。反日的な(anti-Japanese)教育を受けてきたでしょうし、息の長い取り組み(long-term approach)になるでしょう。ただ、一部の帰国という事で賛否両論(pros and cons)はあるようですが、一歩前進(be a step forward)という点で評価はできる(can value)と思います。
しかしながら、日朝の国交正常化に向けて話を進める(pursue the subject)、といった方向性には「ちょっと待てよ」と言いたいのですよ。そんな事をするメリットがあるのか、と。メリットという言葉を使うと語弊があり(be liable to be misunderstood)そうですが、要するに(to put it briefly)国家として承認する(recognize)という事は、あの国の政体(regime)を容認する(tolerate)って事だけどそれでもいいのか?ってことです。
私は共産党や、社会党の意見には賛同(give my blessing)出来ない事が多いです。逆に(contrary)戦前の(prewar)日本を無条件に(without reservation)美化する(glorify)考え方にもかなり抵抗を覚えます(feel awkward)が。けれど、言論の自由(freedom of speech)という点では彼らの存在を社会システムとして保障する事は重要であると考えています。社会には自浄作用(self-purification)を担保する仕組みが必要だからです。
しかしながら、独裁国家(autocratic state)という物には批判勢力(groups criticizing authority)が存在しません。あるにしても(if any)地下に潜っている(go underground)か、非合法化されている(be illegalized)か、海外での活動か、いずれにせよ(one way or another)表向きの(official)政治活動からは排除されて(be barred from)いる。そういう国は信用できない(unsound = 不健全な)んじゃないですかね。
実際彼らがそういう事をするかどうかは別問題にして、私が北朝鮮に対して現在持っているイメージというのは、もし国交正常化、大使館(embassy)、領事館(consulate)の設置ということになると、外交特権(diplomatic immunity)を隠れ蓑(cover)に、マネーロンダリング(money laundering)、偽札(phony bill)の持ち込み、麻薬の密輸(contraband)といった犯罪(felony = 重罪)を「国家として」行う(commit)のではないか、という感じです。
(その2につづく)

