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72.北極海領有問題

地球温暖化(global warming)の影響で北極海(Arctic Ocean)の氷が溶け(thaw)出しているそうです。現在の所(as of now)10年で約8%の減少率(pace of decrease)だそうですが、このまま行けば(if the trend continue)2060年の夏には北極(Arctic pole)の氷が消えてしまう(disappear)かも知れないとの事。今年は気象庁(Meteorological Agency)の予測がはずれて日本は厳冬ですが、長期的には(on a long term basis)高い確率(with high possibility)で温暖化が進みそうですから、シロクマ(white bear)の住みかが無くなってしまうかもしれません。

温暖化のマイナス面(downside)としては、雨があまり降らず干魃(drought)が起こりやすい、降るときは集中豪雨(torrential rainfall)になる可能性が高くなるなどの気候面での問題、海面の上昇(rise in sea level)にともなって海抜以下(below sea level)になる地域(land area)が増え、人が住めなくなる恐れがある事などが挙げられていますよね。もっとも、海面の上昇に関しては海水(sea water)に氷が浮いている(float)北極より、大陸(continent)の上に氷が載っている南極(Antarctica)の方が大きな要因(factor)となるそうですが。

ただ、経済的な面では(when you see the economic side)、北極海海底(bottom of Arctic Ocean)の下にある石油(petroleum)と天然ガス(natural gas)の開発(development)や、北極海経由(via)の航路(seaway)が開かれる可能性もあると言われています。この権益(interest)が非常に大きな物となることが予想され(be predicted)るため、北極海の領有権(dominium)を主張する(claim)関係各国(relevant countries)が激しいつばぜり合い(hot competition)を演じているとの事。

北極海の領有権問題(territorial dispute over)に関して日本が直接絡んで(be involved)いける余地は地理的な(geographic)要因もあって少なそうですが、将来資源を輸入する際に弱い立場(vulnerable position)に追い込まれ(be pushed into)かねないですし、天然資源の争奪戦の行方はしっかりフォローしておかないとまずいでしょうね。そもそも北極周辺は、大陸棚(continental shelf)が届いていない事もあって現在どの国も主権を有して(assume sovereignty)おらず国際海底機構(ISA=International Seabed Authority)が管理しています。それを「領海(territorial water)」に変えようとする動きには原則として(in principle)反対して(oppose)もいいんじゃないでしょうか。要は共有地(corporate estate)を自分の物にしようって話な訳で、「何を虫のいい事(fond hope)言ってんの?」というところを議論(argument)のスタート地点にしないと、たまたま地理的に条件のいい場所に存在していて、なおかつ力の強いところ(who has power)がおいしいところ(lion's share)を取っていくという不公平(unfairness)がそのまままかり通ってしまう(go unchallenged)ことになりかねないっすよね。





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